その杖!高さが間違っているかもしれません!
皆さん こんにちは!
「和」「感動」「喜び」を皆様にご提供するクリニック
甘木大川整形外科です。
さて今回は、
正しい杖の高さの合わせ方について
理学療法士Uがお伝え致します。
皆さんの周りで、杖をつかれている
高齢者の方はいませんか?
当院でも、杖をついている患者様は
非常に多いのですが、
多くの方が、正しい高さで使っておられません。
「高さ?」
「本人が使いやすければいいんじゃないの?」
そう思いますよね。
実は、杖には正しい高さ、というものがあります。
高さがあっていないと、
・手に力が入りにくい
・重心移動が上手く出来ない=こけやすい
というような支障が出るのです。
歩行しやすくする為に
ついているのに、
高さが合っていないだけで、
転倒する事になってしまったら、
とても悲しいですよね。
そうならないように
本日は簡単に高さを確認できる方法を
お伝え致します。
方法は2つ。
1つ目は、
真っ直ぐ立った状態で、手を真下に下ろして、
手首(親指側の出ている骨)に合わせる方法。
2つ目は
真っ直ぐ手を下ろした状態から
肘を30度くらい曲げた状態で
軽く杖を握る事ができる高さで
合わせる方法です。
たったこれだけ確認する事で、
転倒のリスクが減ります!
ぜひ皆さん、ご自身はもちろん
ご家族やご友人にも
教えてあげて下さい。
皆で転倒予防をしていきましょう!