気をつけたい種類の腰痛 1

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皆さんこんにちは。

「和」「感動」「喜び」を皆様にご提供するクリニック

甘木大川整形外科です。

 

今回は私、看護師Nがお話致します。

45歳以上の、特に女性に聞いて頂きたいお話です。

 

私達女性は閉経すると、急激に骨折しやすい体になります。

なぜ??

 

それは、閉経すると、

「女性ホルモンが減少するから」です。

 

ああ、なんて嫌な響き!

聞きたくない現実です…

私自身、年齢的にそのエリアにいますので、

人ごとではありません。

 

正常な状態の骨の中では、

新しい骨を作る細胞と、古くなった骨を壊す細胞が、

ちょうど良いバランスで働いています。

 

しかし、閉経によって女性ホルモンが減ると、

骨を壊す細胞が活発になる為、

新しく骨が生まれるスピードより、

壊れるスピードの方が速くて、

骨が、どんどんスカスカになっていきます。

よく「軽石のような骨」と表現されますが、

これが、いわゆる骨粗鬆症です。

 

さて、この骨粗鬆症。

骨がスカスカになるので、

骨折しやすくなる訳ですが、

その中でも、最も嫌な感じの

出現の仕方があります。

 

40代、50代は、症状が無い為に、

静かに静かに進行していくのですが、

60代、70代、そして80代となっていきますと、

だんだんと、その姿を現し始めます。

 

どんな姿で現れるのでしょうか?

そう。

それは、

「腰痛」です。

 

腰痛って、大なり小なり皆さん

感じていますよね?

私も毎日「いててて」と

よく腰をさすっています。

 

そんな腰痛ですが、

「どうもギックリ腰になったみたい」

と言って来院される方の中で、

検査をしてみると、

「実は腰の骨が圧迫骨折していた!」

という場合があります。

 

ひどい方になると、

たった1.5リットルの瓶を

持っただけで、折れてしまった!

という方もいらっしゃいます。

 

冒頭にお出ししている画像をご覧下さい。

この画像は非常に分かりやすい図解です。

 

圧迫骨折とは、こんな風に、

「背骨の腰のあたりが」

「圧迫されたように」

「ぐしゃっと」

「潰れるように折れる」

 

想像しただけで、痛そうですよね。

 

さて、次回は、「圧迫骨折になったらどうなるの」

「ならないようにする方法は?」

というお話を

数回に分けて、お話していきます。

 

 

 

 

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