こけて骨折したくない！この体操をやって下さい！

皆さんこんにちは。

「和」「感動」「喜び」を皆様に

ご提供するクリニック　甘木大川整形外科です。

 

今回は院長の大川がお届け致します。

 

ささいな段差で転んだ事はありませんか？

皆、何度も経験していますよね。

 

二足歩行の人間は、

ただでさえ転びやすい生き物です。

 

転びやすい生き物なのに、

 

年齢を重ねる事により、

太腿の筋力が衰え、

自分では今まで通りに

歩いているつもりでも、

足が上がらなくなっていて、

小さな段差につまずきます。

 

そして、骨折してしまいます。

 

特に多いのは、

太腿の付け根の骨が折れる

「大腿骨頚部骨折」

 

これはかなりの痛みを伴いますし、

ほとんどの場合、

入院して手術を受ける事に

なってしまいます。

 

恐ろしいのは、

その入院をきっかけに

寝たきりになってしまう事がある、

という事。

 

私はこのような悲劇を

減らす為、

患者様に

このような体操を

お勧めしています。

 

さあ、皆さん一緒にやってみましょう！！

 

転倒予防に特に重要な筋肉は

 

「大腰筋」です。

 

大腰筋は、

上半身と下半身をつなぐ筋肉で、

ももを引き上げるときに使います。

 

これを鍛える事が

転倒予防への近道です。

 

さあ、まずは椅子に浅く座って下さい。

 

片方の脚を、

太ももが床と平行になるくらいまで

３秒間かけて上げます。

 

その姿勢で１秒間保ちます。

 

そして、

３秒間かけて元に戻します。

 

これを１０回繰り返して下さい。

 

 

 

反対側の脚も同じように。

 

たったこれだけ。

 

「やらなくちゃ！」と思うと、

ストレスになってしまいますから、

あまり気合いを入れない事。

 

 

気負わずに

「テレビを観ている時にでもやろう」

くらいの気持ちで大丈夫です。

 

大切な事は

続ける事。

 

筋肉は一朝一夕では

できませんから、

気長にやっていきましょう。