交通事故の際に病院で行う検査。 レントゲンについて。
交通事故に遭った際に、
困らない為の知識をお送りしております。
こんにちは。
甘木大川整形外科
院長の大川孝です。
前回は
「交通事故の際の病院選びのポイント」
についてお話しました。
理学療法士がいる整形外科を選んで
受診する病院は決めたとして、
次によくあるご質問
「どんな検査をするの?」
についてお話いたします。
交通事故で
首が痛い、
肩が痛い、
背中が痛い、
腰が痛い、
腕が痛い、
となった場合、
必ず行うのは
「レントゲン」と
「問診、触診」
です。
まず今回は
レントゲンについて説明します。
レントゲンは
このような機械です。
レントゲンで分かる事は
「骨の異常」
です。
痛みがある場合
骨が折れている、
ヒビが入っている、
脱臼している、
変形している、
など
何がしかの
異常が見られる事があります。
これらを適切に見定める事が
大切になってきます。
このレントゲン検査を
しているかいないかで
治療方針は変わってきます。
交通事故に遭った際に
整骨院などに行かれる方がいらっしゃいますが、
整骨院などは
医療機関ではありませんので、
このレントゲン検査が受けられません。
散々揉みほぐされても
痛みが増すばかり
となり、
整形外科を受診される事がありますが、
「レントゲンを撮ったら骨折していた」
という事もあります。
ですので、
交通事故に遭ったらまず、
整形外科で
レントゲン検査を受ける事が
治療の第一歩です。
次回は
「問診、触診」についてお話します。