こむら返りの治療と予防法
膝が痛い、
腰が痛い、
肩が痛い、
足首が痛い、
巻き爪が痛いけど、どこに行っていいのか分からない、
このようなお悩みを抱えておられる方々の治療を行っているクリニック
甘木大川整形外科です!
本日は院長の大川がお話いたします!
前回は、
有痛性筋痙攣(こむら返り)の原因について説明しました。
なった事がない人は、
ほとんどいないのではないでしょうか?
本当にめちゃくちゃ痛いですよね!
思い出しただけで涙が出そうになります。
今回は、
治療法、
予防法について簡単に説明します。
まずは治療法です。
1.ふくらはぎの筋肉を伸ばすこと:
こむら返りが起きた際に、
ふくらはぎの筋肉を
ゆっくりと伸ばしてみてください。
壁に手をついて、
片足を後ろに引いて伸ばすストレッチが効果的です。
2.漢方薬(芍薬甘草湯)を飲むこと:
芍薬甘草湯は、
こむら返りの症状を和らげるために用いられる漢方薬です。
専門医に相談して処方してもらうことをおすすめします。
3.湿布を貼ること:
痛みが強い場合、
ふくらはぎに湿布を貼ってみてください。
冷却効果があり、
痛みを和らげることができます。
4.痛み止めを飲むこと:
痛みがひどい場合、
医師の指示に従って
適切な痛み止めを服用してください。
こむら返りの予防法として
1.脱水状態にならないように水分をこまめに摂ること
2.ビタミンやミネラルを適切に摂取すること
3.暴飲暴食を控えること
①電解質バランスの乱れ:
暴飲暴食は、
体内の電解質バランスを崩す原因となります。
特に、
カリウムやマグネシウムの不足は
こむら返りを引き起こす可能性があります。
食事を適切に摂ることで、
必要な栄養素をバランスよく摂取し、
筋肉の正常な機能を維持することが大切です。
②血糖値の急激な変動:
暴飲暴食は、
血糖値の急激な上昇や下降を引き起こすことがあります。
これにより、
筋肉の収縮や緩和に必要なエネルギー供給が乱れ、
こむら返りのリスクが高まります。
③体重の急激な変動:
暴飲暴食は
体重の急激な変動をもたらすことがあります。
体重の増減に伴って、
筋肉への負担が変化し、
こむら返りの発症リスクが高まる可能性があります。
したがって、
適度な食事を心掛け、
バランスの取れた食事を摂ることで、
こむら返りの予防につなげましょう。
4.普段から適度な運動やストレッチを行うこと
みなさん、
ぜひやってみて下さい!