杖のつきかたで転倒のリスクは減らせます!
皆さんこんにちは!
「和」「感動」「喜び」を
皆様にご提供するクリニック
甘木大川整形外科です。
今回は
理学療法士のIがお届け致します!
過去に二回、
杖の正しい高さや、
つきかたについて、
お話しました。
今回は
その続編で、
杖と足の運び方について
レクチャーしたいと思います。
それでは
ここで問題です。
右膝が悪いと仮定します。
この場合は、
杖は左で持つのが一般的です。
(詳細は第二弾をご参照下さい)
では、歩く時の手順は、
どちらが正しいでしょうか。
①左手(杖)→右足→左足
②左手(杖)→左足→右足
さあ、お考え下さい!
さっそくですが
答を発表致します。
答は!!
①左手(杖)→右足→左足
です!!
理由をご説明しますと、
痛くない方の手で杖をつく事で、
痛い方の足を踏み出す際にかかる体重の
10㎏程度の重さを
杖が引き受けてくれる為、
それだけ負荷がかからず歩行ができる、
という訳です。
杖とは
なんて有り難い役目を
してくれているのでしょうか。
正しく杖をつく事により、
転倒する危険性も減りますので、
ぜひ意識して使ってみて下さい。
ご高齢の方々の
転倒での骨折を少しでも減らせるよう、
今後も発信を続けていきます!