太腿の前面が痛い!原因はこれかもしれません。
皆さん こんにちは。
「和」「感動」「喜び」を
ご提供するクリニック 甘木大川整形外科です。
「太腿の前面から外側にかけて痛みや痺れがある」
「太腿の前面から外側にかけて感覚が無くなっている気がする」
「格好によっては治る事もある」
こんな症状はありませんか?
あまり聞いた事が無いかもしれませんが、
このような症状があった場合
「大腿神経痛」かもしれません。
これは、腰の骨から太腿に向かって出ている神経が、
筋肉や靱帯に圧迫されておこる病気です。
もともと腰痛持ちの方に
発症する事が多いです。
それはなぜなのでしょうか?
腰の骨に何らかの病気があると、
骨盤が歪み、周りの筋肉が圧迫されます。
この圧迫された筋肉が
さらに神経を押すようになり、
下の図のような状態になるからです。
又、神経の出口を潰してしまうような
きついガードルなどを履く事や、
シートベルトの締めすぎなどで起こる事もあります。
重症になると、
歩行が困難になる事もありますので、
見過ごせません。
診断はレントゲンやMRIで行います。
軽症ですと、
内服薬で治療や、
まっすぐに寝て頂く等の
措置で良いのですが、
足が動かせなくなったり、
膀胱直腸の障害が出てくるような
重症例になりますと、
手術が必要です。
知られてはいないけど、
意外に多い「大腿神経痛」
一人で悩まずに、
私にご相談下さい。
太もも前側の痛み股関節の痛み臀部の痛みが3週間続きます。
MRI撮りましたが、脊柱管狭窄症ではない。
股関節のMRIを次回撮ります。
痛み止め飲んでますがあまり効きません。
今の痛みの原因とし診断がついていません。
福島様
お痛みがそんなに続いておられると、とても辛く、日常生活にも支障が出ておられる事と思います。
これから股関節のMRIをお撮りになるという事ですので、診断はその後になろうかと思います。
まずはその結果を待たなければなりませんが、まずはお痛みを少しでも緩和するのが先決かと思いますので、我慢せずに主治医にご相談頂ければと思います。痛み止めは種類も色々ありますし、量の調整もできます。まずは少しでも痛みのストレスを減らしたいところですね。
院長 大川孝
昨年6月、左の股関節置換え手術をしました。その後、歩く度に左太ももの前側が痛くて、困っています。
手術をする前はこのような痛みはありませんでした。歩かなければ何の痛みもありません。
手術前とは痛い場所が違います。先生はレントゲンを見て手術はうまくいっていると言われます。
私は14年前、右の股関節置換え手術をしましたが、その時は何の支障もなく1カ月で歩けて、未だに何の支障もありません。今回はその時の先生ではありません。
何が原因なのでしょうか。原因を検査できるのでしょうか。検査をするとすれば、何科にかかればいいでしょうか。お教えください。
重本様
術後に左太ももの前側が痛まれるのですね。
それはお辛いでしょう。
実際に診ていない為、無責任な事は言えないのですが、
痛みがあるのであれば、やはり整形外科に受診して頂き、
原因を調べるのが先決かと思います。
主治医にご相談されても良いですし、
セカンドオピニオンをされても良いかと思います。
勿論、私の所に来て頂いても構いません。
とにかく早急に辛い症状を治したいですね。
院長 大川孝
ももの全面が筋肉痛のように痛いです。
座っているときは痛くないのですが、歩いたり立ったり座ったりする時に痛みがあります。
特に運動はしてないです。
毎日犬の散歩には行ってますが、スポーツなどはしてないです。
病院に行った方がいいでしょうか?
久保様
この度はコメントを頂き、ありがとうございます。
ももの全面がお痛みなのですね。
頂いた情報だけでの予想ですので、正しいかどうかは分かりませんが、
神経痛の可能性があるのかな、と思いました。
悪化する可能性もありますし、あまり時間を置かずに
整形外科を受診される事をお勧め致します。
近医でも良いですし、勿論私にご相談頂いても結構です。
早く良くなると良いですね。
院長 大川孝
1週間前に左足首の上が痛くなり座わったとたん両足指が内側にキューと曲がり強ばりました。1分程で治まりましたがそれからずっとふくらはぎの外側の違和感と3日程前から太ももの前面がすごく張ってつっぱります。ストレッチをしてますが良くなりません。それと今50肩でとても痛むので2週間前に肩にステロイド注射をしました。気分が悪くなりましたが30分ほどでおさましました。足と肩は何か関係ありますでしょうか?注射の影響はありますでしょうか?よろしくお願いいたします。
田中様
返信が遅くなり申し訳ありません。
人間の体は繋がっておりますので、足と肩の注射が全く影響し合わないとは言い切れませんが、
少なくとも私の経験上、関係性は考え辛いと思います。
田中様の症状から考えますに、体内に必要なビタミンや電解質などが足りていない可能性があるかもしれません。
あまり一般には知られていませんが、これらの物質が足りないと、体は強張りなどのシグナルを出します。
こむら返りなどは、その代表的な症状です。
私は整形外科医ですが、栄養療法の認定医でもあります。
私の外来に来て頂けましたら、整形外科的な診察と栄養学的な診察と両方からアプローチで、
田中様の治療を進める事が可能です。
ご検討頂けましたら幸いです。
院長 大川孝
河西と言います
右お尻上腰より下が痛く梨状筋症候群と以前言われたことが有ります。車に乗ったり降りたりが辛いです。2日前から左右太もも前が痛く筋肉痛みたいです。
寝ていたら痛く有りません。
河西様
梨状筋症候群は、坐骨神経が梨状筋という筋肉によって圧迫される事によって起こります。
車の乗り降りが辛いのは、坐骨が圧迫されている事による症状かもしれません。
ゴルフなどで大きく腰を捻ったり、草むしりで中腰をとる事が多かったり、長時間の運転などをする習慣はあれば、
可能性は高いと思います。
ただ、太腿の前面に痛みが出る事は考え辛いので、これは梨状筋とは切り離して考えた方がいいと思いますので、
一度、整形外科専門医の診察を受けられる事をお勧め致します。
もし、当院に受診が可能であれば誠心誠意、診察をさせて頂きます。
院長 大川孝
寝ている時はふくらはぎがだるく寝返りは太ももや腰の痛みで目が覚めます。起きて立つと右太もも前側に激痛が走り我慢して歩いているとそのうち治ります。日中は同じ姿勢からの動き始めが痛いです。
佐藤様
かなりのお痛みだという事が伝わって参ります。
きっと毎日ストレスでやりきれませんよね。
寝ている時などにそこまでの痛みがあったり、
日中に痛みが出たり消えたりするのは、少々気になるところです。
もし痛みが持続するのであれば、神経痛の類かなと思いますし、
歩いている内に悪くなるのであれば、脊柱管狭窄症など疑いますが、
佐藤様の場合、それらとは異なる症状のようですので、
レントゲンなどを撮って、しっかり診てみたい、というのが私の意見です。
ご近所で整形外科の専門医がいる病院があれば、是非早いうちに受診して、しっかり診てもらう事をお勧めします。
もちろん、私の外来に来て頂けるのであれば、責任を持って診させて頂きます。
辛い症状は少しでも早く治して、ストレスの無い生活を送りましょう。
院長 大川孝
4月6日に長距離歩いた後から両太ももの前が痛だるくなり未だに痛みが続いてます。
最初は筋肉通だろうと思ってましたが流石に長いので色々調べてみましたら神経通などの病気かもと思いお尋ねしました。
温めたり湿布を貼ると痛みは軽減されます。
令和4年10月5日左股間節の手術してます。
関係があるのでしょうか?
よろしくお願い致します。
片山様
両太ももの前の痛みが続いているのはとてもお辛いことと思います。
診察させて頂かないと無責任なことは言えませんが神経痛の可能性はあると思います。
神経痛と言われても、どういう事なの?と思いますよね。神経痛というのは、神経が何かの原因で圧迫される事によって起こります。
この「何かの原因」というのは、専門家が探して治療しなければ、改善されません。
これはレントゲンなどの画像を撮影してみなければ分かりませんので、受診される事が、まず第一かと思います。
それまでの間に、痛みを少しでも軽減させる為には、温める事が大事だと思います。
なぜ温めると良いのかというと、人間は痛みを感じると筋肉が緊張するようになっています。
その筋肉の緊張がさらなる痛みを引き起こします。
ですので、まずはその筋肉の緊張を軽減させる為に温めると良いのです。
とはいえ、原因を取り除かなければ、痛みはずっと継続しますので、
整形外科専門医のいる病院への受診をお勧め致します。
もちろん、私の外来に来て頂ければ、誠心誠意、治療をさせて頂きます。
きっと今は、「どこに受診すればいいのかな」
「こんな事で受診していいのかな」など
お考えかと思いますが、
片山さんと同じような症状の方は沢山いて、
ほとんどの方が
「こんなに良くなるんだったら、我慢せずに早く受診すればよかった」と
おっしゃいます。
私は毎日、何百人の患者様の診察をしていますが、
このお言葉を本当によく聞きます。
辛い症状は我慢せずに、少しでも早く治しましょう。
院長 大川孝
ご返信本当にありがとうございます。薬の副作用の件は安心しました。二週間ほど経ちましたが、きつい強ばりはましになりましたが時々まだ足の指がつります。それと太ももの張りがまだあるのですがそれと膝の上、回りに力が抜ける感じがあり歩いていても少し体が揺れます。先生の病院はかなり遠くて伺えません。近くの整形外科ではビタミン12と痛み止めの漢方薬を頂きましたか痛みはないのでそれを飲んでも変わりはありませんでした。どうすれば良いか教えて頂きたいです。よろしくお願いいたします。
田中様
ご連絡ありがとうございます。
診察をしていないので無責任な事は言えず、お聞きする限りの情報での判断ではございますが、参考までにお伝え致します。
まず、お薬に関してですが、足の攣り、太腿の張りは、筋肉の緊張が強くなっている状態と思われますので、筋弛緩薬を試してみるのも良いかもしれません。又、漢方が出たという事ですが、それは芍薬甘草湯でしょうか?もしそうでなければ、一度お試しになられてはどうかなと思います。
次に、栄養素についてですが、筋肉が攣るのはマグネシウムが不足している事が考えられます。マグネシウムはサプリメントでも接種できますが、薬局などに売っているものは品質に疑問がありますので、
できれば食品で接種して頂ければと思います。海藻類、魚介類、穀類、野菜類、豆類に多く含まれていますので、例えばいつもの食事に納豆を加えてみるとか、味噌汁はわかめにするとか、いつもの食事にほんの少し取り入れるだけでも、塵も積もれば‥です。人間の体は昨日までに食べたものでしかできていません。まず、体の基礎をしっかりと食事で整えた上でなければ、薬の効果も最大限には引き出せません。
もし、食事から接種する事が難しければ、サプリメントを接種して頂きたいですのですが、できれば医療機関で売っているサプリメントで接種して頂くことをお勧め致します。
田中様の苦痛が早く良くなりますよう、お祈り致しております。
院長 大川孝
ご返信本当にありがとうございます。頂いた漢方薬は芍薬甘草湯です。副作用が強いと聞き途中で飲むのをやめました。先生のおっしゃるようにまず食生活を見直してマグネシウムを積極的に取るよにします。ありがとうございました。
よろしくお願い致します 腰痛持ちですが 1か月前くらいから右太腿前側が(座ったり 就寝中は やや普通ですが
立ち上がり時に 痛みが、、歩き始めときは ビッコ を引きます、その後歩きだすと 10分くらいは 歩けますがその後は腰痛で痛みとだるさを感じます 外科にて 脊椎狭窄症と診断されるも、手術するほどでは、、とも
尚、外出時は腰痛ベルトはかかせません 高齢者ですが 5,6千歩の歩きは続けております
トップにあります 先生のご説明写真にあてはまりますが、手術以外の方法があれば知りたいのですが,宜しくお願い致します
菅原様
院長の大川孝です。初めまして。
お問合せありがとうございます。
症状をお聞きしまして、かなりお辛い状況かと思いました。
症状からすると、大腿神経の障害が高いのではないかと思います。
手術を考える前に、薬剤治療はもちろん、理学療法などのリハビリは必要なのではと思います。
当院には、私の他にも専門医が多数診察しておりますし、リハビリの専門スタッフである理学療法士も多数勤務しております。
菅原様の辛い症状を多方向からバックアップできると思います。
お近くでしたら、実際に診察させて頂ければと思います。
院長 大川孝
大腿四頭筋から股関節臀部腰のはりを感じています。長時間立っていたり球技スポーツをしたあとに立ち歩くことが困難になります。歩くときに股関節がガクッとなるときもあります。60後半になり筋力の低下も感じています。どういったことが考えられるでしょうか。今後の対策はどのようにすればよいのでしょうか。尚十五年ほど前に両足肉離れは経験しております。
朝霧様
この度はお問い合わせ頂きまして、ありがとうございます。
せっかく楽しくスポーツをした後にそのような症状が出るのは辛いですね。お気持ちお察しいたします。
お聞きする限りでは歳を重ねた事による筋力低下が原因なのではないかな、と思います。
その場合は、専門の理学療法士による正しい筋力トレーニングをお勧めします。
筋力トレーニングと言うと、皆さん「じゃあ散歩をします」とか、「家で運動を頑張ります」と仰る方が多いのですが、
自己流のトレーニングでは、逆に悪くなったり、全く効果が出ない事がほとんどです。
私が外来でよく耳にするのは「運動の為に階段の登り下りをしています」と言う方です。
階段の登り降りは膝に凄まじい負荷をかけますので、絶対にやめて下さい、とお伝えしています。
このように我々専門の人間から見ると危険な事を、良かれと思って頑張ってしまうのは、とても勿体無い事ですね。
もしお近くであれば一度きちんと診察した上で、朝霧様にとって最善の方法をご提案致しますのでご相談下さい。
当院には、院長の私だけでなく専門医が多数在籍しておりますし、経験豊富な理学療法士も多数勤務しております。
朝霧様を多方面からバックアップできると思います。
人生の内で一番若いのは今日ですから、今の状態をずっとキープできるようにしていきたいですね。
院長 大川孝
大川院長さま
不定期で太ももも前側に痺れや痛みが起こることがあり、年齢を重ねるごとに頻度、痛みの増強を感じており検索した所、大川院長様の記事を拝見させていただきました。
「大腿神経痛」の説明がとても分かりやすく納得できました。
私自身、遺伝的なモノ(母方の親族女性全員同一箇所に同所見)なのか小学時代の健診にて腰椎のズレ(L2,L3)が確認され、中学生の頃には腰痛もちでありました。
現在40代後半ですが、デスクワークが多いため腰痛は悪化の一方です。
腰痛は職業も関係してあきらめていましたが、太腿の痛みにも関係するとは驚きと同時に、治療せねばという気持ちにもなりました。
可能であれば大川院長の施設に受診したいとは考えていますが、遠方ゆえに難しいようです。
近医にも大川院長のような所見にて見立てていただける医師がいないか調べてみようと思います。
この度はありがとうございました。
やすなが様
院長の大川です。
コメントを頂き、誠にありがとうございます。
中学生の時から腰痛持ちとの事。いつもストレスを抱えておられただろうとお察しします。
私はやすなが様のようにお辛い症状に苦しんでおられる方が
少しでも前向きに、そして「自分の体にこういう事が起こっているから痛いんだ」と納得した上で、
治療に臨んで頂けたら、と言う思いで細々とブログを発信しております。
是非お近くの整形外科に受診して、早期に対策を打って頂ければと思います。
一人でも多くの方に貢献できたら、こんなに嬉い事はありません。
治療に向かうのもストレスの多いことかと思いますが、
陰ながら応援しております。
頑張って下さい。