気をつけたい種類の腰痛 3
皆さんこんにちは。
「和」「感動」「喜び」を皆様に
ご提供するクリニック 甘木大川整形外科です。
さて、今回が3回目となる
「気をつけたい種類の腰痛」の続きについて
お話していきます。
前回までのおさらいですが、
突然の動けないほどの
腰痛が起こった場合、
腰の骨が、潰れるように
折れてしまっている可能性が
ある、というお話をしましたね。
これを
「腰椎圧迫骨折」と言います。
この腰椎圧迫骨折は、
加齢によって骨がスカスカになる
骨粗鬆症という病気によって
起こる事が多いです。
若い時はみっちりとつまっていた骨が、
加齢と共にスカスカになり、
折れやすくなります。
でも
「歳をとったらなるんだから諦めるしかない」と
思わなくて大丈夫です。
骨粗鬆症は治療が可能な病気なのです。
検査をして、
骨粗鬆症の診断がついてしまったら、
以下の方法で治療をしていきます。
①内服薬
毎日飲む薬と、週に1回飲む薬とあります。
進行具合や、生活スタイルによって選択していきます。
②注射
週に1回打つ注射、
月に1回打つ注射、
半年に1回打つ注射、
年に一回打つ注射
があります。
これもまた、進行具合や生活スタイルによって選択していきます。
このように見ていきますと、
骨粗鬆症の治療は、
非常に選択肢の多い治療と言えますね。
辛い状態になってしまう前に、
きちんと検査をして、
適切な予防をしていく事が、
何より大切なのです。