貧乏ゆすりは健康ゆすり!!
膝が痛い
腰が痛い
肩が痛い
巻き爪でどこに行っても治らない
そんなお悩みを解決するクリニック
朝倉市の甘木大川整形外科です!
今回は、
理学療法士の永田がお伝えします!
今回は「貧乏ゆすり」についてです。
貧乏ゆすりなんて行儀が悪い!
なんて思う方も多いですよね?
しかし、
最近では貧乏ゆすりは
健康に良いとされる報告が多くなりました!
なぜ、
貧乏ゆすりについてお話しするかというと、
よく
「足がむくみやすい」
「足がつったりする」
と言われる方がいらっしゃいます。
ふくらはぎは人間の体で
「第2の心臓」と言われます!
なぜかと言うと、
歩く時に
ふくらはぎの筋肉が収縮、弛緩を繰り返すことで、
足に降りていった血液を
ポンプのように、
上半身へ押し戻してくれるからです。
しかし、
長い時間座りっぱなしや、
運動不足などにより、
このふくらはぎのポンプ機能が悪くなることで、
血流が悪くなり、
足がつったり、
むくみにつながります。
そこで、
足の血流を良くする手段の1つとしてお伝えするのが、貧乏ゆすりです!
貧乏ゆすりは、
医学的に「ジグリング」とも呼ばれます。
ジグリングの正しいやり方としては、
①足の裏全体が床に着く高さの椅子に座ります。
こんな感じ。
②膝の角度が90°もしくは90°以内になるようにします。(脚は開いても、閉じても構わない)
③爪先は床に着けたまま、踵をリズム良く上下に揺らします。(踵を上げる高さは約2cmほとで大丈夫です)
④休み休みでもいいので、1日の中で2時間くらいを目安に行います。
この運動であれば、
負担も少なく、
テレビを見たり、
本を読んだりしながらでも行うことが出来ますよね?
地道ですが、
自分のペースでしっかり続けてみましょう。
また、
このジグリングには、
関節の軟骨がすり減ってしまって、
変形してしまう病気
「変形関節症」にも効果的だと言われています。
さらに!
この貧乏ゆすりのようなリズム的な運動には
セロトニンというホルモンの分泌を
促進してくれる効果もあります。
セロトニンとは「幸せホルモン」とも言われ、
精神の安定化、
ストレス軽減、
睡眠の質向上…などなど、
様々な良い効果をもたらせてくれます。
海外では
貧乏ゆすりをしている人ほど、
死亡するリスクが低いという報告もあります。
ぜひ、
皆さんも貧乏ゆすりで、
日本の健康寿命を伸ばしましょう!