ビタミンDの意外な効能① 骨と筋肉
皆さんこんにちは。
「和」「感動」「喜び」を
皆様にご提供するクリニック
甘木大川整形外科です。
今回は
院長の大川孝がお話致します。
これを読んで下さってる方の中で、
ビタミンDを毎日飲んでおられる方は
多いのではないでしょうか。
歳を重ねると、
多くの方が骨粗鬆症となり、
軽く転んだだけで骨折し、
それが寝たきりにつながる事があります。
これを予防する為に
骨を作るビタミンDを飲んで頂くのですが、
このビタミンD、
他にも凄い効果があるのです。
私がぜひご紹介したい効能は
大きく分けて4つ!
①筋肉を作る
②免疫力が上がる=感染症に強い体になる
③認知症予防
④糖尿病予防
その中でも今回は
筋肉に着目して
お話したいと思います。
ビタミンDの意外な効能① 「筋肉を作る」
ビタミンDは、
筋肉の材料であるタンパク質に
「さあ、大きな筋肉になるんだよ」と
促してくれる働きがあります。
近年の研究では、
ビタミンD不足は
高齢者の転倒リスクを高める
と話題になっていますが、
これは、
ビタミンDが不足すると、
筋肉の量が減る、
という理由からです。
私は
毎日の診察の中で
ご高齢の患者様に
「足上げ運動をして下さいね」
と口を酸っぱく言っております。
これは、
太腿の筋肉をつける事で、
転倒を予防したいからです。
筋肉というのは、
トレーニングでダメージを与えると、
それを修復しようとする過程で
元より大きくなろうとします。
それをサポートしてくれるのが
ビタミンDです。
骨と筋肉を同時に
作ってくれるなんて、
理想的ですね!
次回は
ビタミンDと免疫力について
お話致します。