そもそも痛みって何?
皆さんこんにちは。
「和」「感動」「喜び」を
皆様にご提供するクリニック
甘木大川整形外科です。
今回はリハビリ主任のSがお話します。
今回のテーマは「痛み」です。
皆さん、
様々な痛みについて
お悩みの方も多いと思います。
例えば
肩が痛い、
腰が痛い、
膝が痛い、
手首が痛いなど…
挙げるとキリがないと思います。
それでは
そもそも「痛み」ってどうして感じるのか、
そんな疑問について考えてみました。
人間の体は
損傷を受けると
体を守ろうと脳に危険信号を出します。
「おーい、脳さんやーい、
膝怪我しましたよー」
と伝えるために
「発痛物質」
と言われるものを生み出します。
それを伝えるのが神経です。
「膝が怪我したと言っていますよ」
すると脳は膝を怪我したことを認識します。
これがいわゆる「痛み」ですね。
足を打った、
転んだ、
指を切った、
などの急性的な怪我をした時に瞬時に脳へ知らせます。
ではいつも
腰が痛い、
肩が痛い、
などの慢性的な怪我ではどうでしょうか、
それでも伝わり方は同じです。
この「発痛物質」は血流の悪化でも作られます。
例えば関節などの患部が炎症を起こしたり
硬直した筋肉が末梢神経を圧迫・損傷したり、
血流悪化により老廃物質が溜まったりすると
神経を刺激して「発痛物質」を生み出します。
細胞レベルの話なので少し難しくなりましたが、
この「発痛物質」は
血流を改善したり、
筋肉の緊張(いわゆる肩や腰のコリ)を
ほぐしてあげることにより、
体から出て行くため、
痛みの改善に繋がります。
もちろん
お風呂に入ったり、
揉んだりすることによっても改善はしますが、
患部を間違った動かし方をすると
より損傷してしまうなどのリスクがあります。
体の奥深いところや
原因となる筋肉に作用させる為には、
専門的な器械が必要になります。
それが
クリニックで受ける事ができる
「物理的療法」
いわゆる「電気治療」です。
人の手が介在できない
筋肉の奥深くまで入り込んでもみほぐし、
発痛物質を流してくれます。
次回はその「電気治療」について
どのような機械があるのか、
どんな作用があるのかをご紹介したいと思います!
痛みが強くなる前に予防し、
病院いらずの体を
手に入れましょう!