みなさん、こんにちは。
金澤和貴です。
足の外科を専門としています。九州では足の外科専門医が少ないため馴染みの少ない分野です。
私は約15年以上足趾部・足関節疾患の診断と治療に関わってきました。
私は常に’ 自分の家族だったらどうする?’ これを常に考え治療にあたってきました。
よって患者さま個々に合った適切な治療を行うことが常に大切だと感じています。
また ’チーム医療’ と言う言葉があります。医師一人では医療はできません。看護師、リハビリスタッフ、事務スタッフの力を借りないと良い医療を患者さまに提供することはできません。
よって周囲に不快な思いをさせないで楽しく仕事ができるように常に笑顔でいることを心がげています。
歩行するために足は非常に重要です。この足は26個(母趾の付け根の種子骨を含めると28個)の骨に筋肉・靭帯が付着し前・中・後足部に分かれます。
そしてアーチ構造を形成します。このアーチには縦(内側・外側)と横アーチが存在します。
これにより衝撃を吸収しスムーズな体重移動が可能となるため大切です。
このアーチ構造がくずれてしまうと様々な足趾の病気(扁平足、外反母趾、内反小趾、ハンマー趾など)が生じることがあります。
これらは見かけが悪いだけではなく胼胝(たこ)が形成され疼痛が出現し、そのため正常な歩行ができにくくなり膝痛や腰痛の原因になることもあります。
また足は第2の心臓と言われ血液を心臓に送り出す役割をしています。足の異常があるときちんと地面を蹴って歩けないため足や下肢がむくみやすくなります。
最近は新型コロナウイルス感染症予防のため外出を控え運動不足になりがちです。よって筋力低下とバランスが悪くなるため転倒し骨折する危険性が高まります。
特に大腿骨近位での骨折(股関節の骨折)は寝たきりになる恐れのある骨折ですので注意が必要です。
また運動による足趾部・足関節の怪我、痛みでスポーツ・運動ができずお困りの方は是非受診してください。
なかには放置することでますます悪化し変形が生じることがあるため早期に的確な診断を行うことが大切です。お困りの方は是非受診してください。
これからも地域のみなさまの
健康と福祉に
貢献しますので
宜しくお願い致します。
金澤医師のプロフィール
平成9年 | 北里大学医学部卒 |
---|---|
平成9年 | 福岡大学整形外科臨床研修医 |
平成11年 | 福岡徳洲会病院整形外科 |
平成13年 | 原土井病院整形外科 |
平成14年 | 阿久根市民病院整形外科 |
平成19年 | 福岡大学整形外科 助教 |
平成26年 | 福岡大学整形外科 講師 |
令和1年 | 福岡大学整形外科 助教授 |
令和2年 | 福岡青洲会病院 副院長・整形外科部長 |
趣味・特技 | :マラソン |
---|---|
好きな食べ物 | :餃子 |
あまり食べない物 | :生のタマネギ、らっきょ(島らっきょは大好きです) |
メッセージ | :足は第二の心臓と言われ、血液を心臓に送り出す役割をしています。 よって外反母趾や足首を捻挫してグラグラしている状態では、しっかりと地面を蹴って歩く事ができない為、 足全体や下肢がむくみやすくなります。また、バランスが悪い為、転びやすくなります。 足でお困りの方は遠慮なくご相談下さい。 |